【 中高生ボランティア 】 2009.3
先日、金山高校2年生10名と金山中学校2年生数十名が雪像づくりのボランティアにきてくれました。高校生は大きな灯篭と三角の建物を作ってくれました。中学生はドラえもんとケロロ軍曹の雪像と裏山のてっぺんから下まで続く大きな滑り台を作ってくれました。
高校生は作業の途中で雪合戦や体を使った遊びで園児達ととても良く遊んでくれました。日頃、大きなお兄さん、お姉さんと遊ぶ機会の少ない園児達も力強く、そして優しい高校生のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。
中学生は2時過ぎに来たこともあり、園児達と遊ぶことはできませんでしたが、その分雪像や滑り台づくりに真剣に取り組んでくれました。長い列を作り頂上を目指して滑り台を作る姿にたくましさを感じました。
翌日は気温が下がり絶好の固雪となりました。まず年長さんが勢い良く飛び出し、早速、滑り台に挑戦です。まずはソリで挑戦しましたがスピードが出すぎてコースアウトとなり、その拍子におでこにすり傷を作るくらい恐ろしい思いをしました。それを見て他の子達は「ケッツですべっぺ!」ということになり、それからはそれぞれ思い思いの滑り方で全身を使って雪の滑り台を満喫しました。そのスピード感と迫力は今まで裏山で遊んだどんな遊びよりも強烈でした。年少さんから年長さんまで興奮冷めやらぬ様子で長いこと遊びほうけました。この興奮と感謝の気持ちを何とか中高生に伝えたくて、遊んでいる様子や子ども達の絵を添えて届けました。きっと遊んでいる園児達の様子を見て中高生のみんなも喜んでくれていることと思います。
ボランティアに参加してくれた中高生の殆どはめばえの卒園生で懐かしい顔ばかりでした。「先生、入り口にあったトーテンポールどげしったなだ~」「幼稚園てこんげちっさかっだなか~」など自分の幼稚園時代の記憶を探りながら、感慨深げでした。我々もあの子がこんな風に成長したのか~と幼稚園時代の様子を思い出しながら、それぞれの顔をしげしげと見つめ返してしまいました。
幼稚園、小学校、中学校、そして高校と子ども達の成長は休むことなく続いていきます。日々の勉強や部活などで忙しく生活する中でふと立ち止まり、昔のことを思い返してみる。小さかった幼稚園時代を思い返してみる。今、幼稚園に通っている小さな後輩達のために雪像を作ってみる。これらの行為は彼らの中に何かしら新鮮な変化をもたらしてくれたことでしょう。そんな中高生ボランティの姿を見ながら、もうすぐ卒園を迎える年長さんの未来の姿を想像しました。これから先、いろいろな経験を積み重ねながら、いつかきっと優しくたくましく成長した姿で、幼稚園に戻って来てくれることを今から楽しみにしています。卒園までもう少し。大切な時間を惜しみながら、最後の幼稚園生活を充実したものにしていきたいと願っています。