【 おばあちゃんのプレゼント 】 2009.12
クリスマス祝会ありがとうございました。お母さん方と遊ぶ子ども達の顔はどの子も輝いて見えました。子ども達の手作りのプレゼントもお母さん方の手作りのプレゼントも心のこもった素敵なプレゼントでしたね。手作りというのはその人の心を手で表現するということです。手作りのプレゼントというのは心の表れなのですね。
先日、懐かしいおばあちゃんが幼稚園にやってきました。手には大きな段ボール箱を持っています。お孫さん二人は中高生になっているので、卒園してから10年以上も経っています。
「お久しぶりです。どうしたんですか?」と声をかけると「先生、久しぶりだにゃー。孫二人がお世話になって、ありがとうさんなー。もう高校生だぜわー。三つ子の魂っていうべ。あれほんとだー。おかげさんで孫二人が立派に育ったのも幼稚園の先生たちのおかげだー。」と言って、手にしていたおばあちゃん手作りの綾取り数十本を手渡してくれました。「これで子ども達に遊ばせてなー。」
持ってきたダンボールの中には二人のお孫さんが大切に遊んでいたであろうかわいいお人形さんが入っていました。何年も遊びこまれているので、多少黒ずんではいるものの、決して痛んではいないお人形です。きっとお孫さんたちにとって大切なお友達だったのでしょう。他にも、けん玉やコマなど、伝統的な木のおもちゃがたくさん入っていました。
極めつけは、二人のお孫さんが小中高と一生懸命に取り組んでいたクロスカントリースキーの大会でゼッケン止めに使っていた安全ピンです。小箱いっぱいに入っています。
「孫たちのスキー大会にはよく応援に行ったんよ。だからってこのピンもなげらんねくってよー。幼稚園で何かに使ってなー」と言うと、笑顔で帰って行かれました。
どれもこれも、おばあちゃんと二人のお孫さんの思い出がいっぱいに詰まった宝物です。それをわざわざ幼稚園まで届けてくれたおばあちゃん。本当にありがとうございます。
最高にうれしかったです。その幼稚園に対する思い、在園児や我々教師に対する思いがうれしかったです。いただいた宝物は大切に使わせていただきます。
「幼稚園は人生の基礎を育むかけがえのない場所であること」また「幼稚園はご家族みんなのお子さんへの思いによって成り立っていること」を改めて考え直す機会を与えてくれた、そんな「おばあちゃんからのプレゼント」でした。
今年1年、インフルエンザの大流行など、大変な出来事もありましたが何とか無事に乗り切ることができました。これも保護者の皆様のご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
新しく迎える年が皆様方にとって、実り多い1年となりますことをご祈念申し上げ、
今年を締めくくる言葉とさせていただきます。それでは、良いお年をお迎えください。
また、来年、元気な姿でお会いできるのを楽しみにしています。