【出会いと別れ】 2007.4

ご入園、ご進級、誠におめでとうございます。いよいよ新しい生活がスタートしました。初めてお子さんを幼稚園に通わせるご家族の皆さんは、期待と不安の入り混じった複雑な心境なのではないでしょうか。お察し申し上げます。

さて先月23日、第31回の卒園式を終えました。長い子で4年間、生活を共にしてきた仲間や教師との別れを惜しむように、卒園生みんなが泣きました。こんなに子ども達が泣く卒園式は経験したことがありません。それくらい名残惜しい別れとなりました。

「別れは出会いの証(あかし)」という言葉があります。別れがつらければつらいほどその出会いには意味があったことの証です。積上げてきた日々が充実していたからこそ、別れがつらいのです。

どうか今日から始まる新しい生活の中で、仲間や教師との出会いを大切にして、楽しく充実した日々を送ってください。そして何年か後に訪れる卒園という別れが本当につらいものになるくらい強いつながりを築き上げていきましょう。

私たちはこの時期にしか得ることのできない無常の喜びや心えぐられるような苦渋をご家族と共に味わい噛みしめながら進んでまいります。

どうか心配ごとや分からないことがありましたら、何なりとご相談ください。どんなに小さなことでも結構です。共に考えていきましょう。

それでは今日から始まる新しい一年、どうぞよろしくお願い申し上げます。