【ごあいさつ】 2006.4.6

 みなさん、ご入園、ご進級、誠におめでとうございます。お子さんばかりでなく、親御さん方も、新しい生活が一体どのようなものになるのか、今から期待と不安でいっぱいのこととご推察いたします。

 先月、無事終えることの出来ました第30回卒園式では、幼稚園生活を終えた子どもたちが、実に頼もしく、そして健やかに成長して幼稚園を巣立っていきました。

卒園児の親御さん方も、数年前は今のみなさん方と同じように、複雑な気持ちで幼稚園生活を始められたのだと思います。

しかし、卒園の日に過ぎ去った日々に思いをめぐらせたとき「何であの時、あんなに悩んだのだろう。」「こんな風にこの子が育つと分かっていれば、あんなに苦しまずに済んだのに。」と笑顔をもって思い返すことが出来るのです。

子どもを育てるという作業は、親である自分自身の価値観を根本から問われる出来事の連続です。ですから、楽しさも、悲しさも、喜びも、苦しみも、大人社会で味わう何倍もの大きさで襲ってきます。

 ですから、これから始まる生活の中で起こること全てが「この子が、よりよく成長していくために必要なことなんだ。」「どんなに、つらく悲しいことでも前向きにとらえていこう。」という気持ちで、これからの生活を過ごしていっていただきたいと思います。

どうか、みなさん、数年後、幼稚園生活を終えた時のご自分のお子さんの姿を想像してみてください。きっと、やさしくて、たくましい、それは素晴らしいお子さんでいることでしょう。

最後は、必ず笑顔で迎えることができると信じてください。

 私たち、めばえ幼稚園の教職員は「幼児教育のプロ」として、責任を持ってみなさんのお子さんをお預かりいたします。時には、厳しいと思われるような意見を言わせていただくこともあるかと思いますが、お子さんのよりよい成長を目指すという気持ちは、みなさんと何ら変わりありません。ですから、みなさんもめばえ幼稚園の教育に対して、ご意見がありましたら、何なりとお申し出ください。開かれた議論を通じて、子育てというかけがえのない仕事に、共に全力で当たっていきましょう。

 私自身「この道10年で経験が少ない」「金山町の出身でない」というマイナス要素を「柔軟な発想と行動力」「よそから来たからこそ、金山町の良いところが分かる」というプラス要素に変えていくことで、少しでも、金山の子どもたちのために力になりたいと決意しております。

それでも足りないところは、「経験豊か」で「金山町出身の教職員」と一丸となって、努力してまいる所存です。

 それでは、これから始まる1年がみなさまにとって、実り多い1年でありますように、そしてみなさまのお子さまが健やかに成長されることを心よりお祈り申し上げ、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。

 今年1年、どうぞ宜しくお願い申し上げます。