【 仲間 】 2006.12.20

 クリスマス祝会ありがとうございました。年長さんたちが演じたイエス様の降誕劇いかがでしたか?子ども達には天の神さまとつながる力あるのでしょう。あの美しい歌声と「仲間」とともに堂々と演じている姿に気高さを感じました。今年の年長さんもゆっくりと、でもしっかりと成長していることを実感させてくれるそんな劇でした。

 さて、もうすぐこの2学期も終わりを迎えます。本学期のめばえ幼稚園の研究テーマは「仲間」です。

 一緒にいる時間が長いから「仲間」なのか。気の合う同士は「仲間」なのか。一方的に指示される関係の中で安定している「仲間」もあります。一体「仲間」とは何なのか。どのような過程の中で「仲間関係」が育まれ、深まっていくのかを探っていきます。

人間の本性の中に「群れ」ることがあります。人間は決して一人で生きていくことはできません。「群れ」なければ生きていけないのです。この「群れ」ることからはずされるのが「いじめ」です。人間にとって最もつらい仕打ちです。「仲間」からはずされることは死を意味するのです。

逆に最も喜びを感じる時、それは「仲間」から信頼される時。喜ばれる時。笑顔で迎えられる時ではないでしょうか。

クリスマスの降誕劇を「仲間」と一緒にやり終えた年長さんの中に確かな「仲間の存在」を感じました。お部屋で「仲間」と一緒に「ねずみのでんしゃ」の劇を楽しんでいた年中さんの中にも「仲間の育ち」を感じます。そして、手をつなぎながら「仲間」と一緒に「てぶくろ」の劇を楽しんでいた年少さんの中に「仲間の芽生え」を感じます。

このような子どもの「仲間」の育ちをどのように捉えるのか、それは教師一人ひとりの子どもを見る目「仲間観」によります。その基本となる「仲間観」をもう一度、教職員全員ですり合わせていく中で、本当に大切にしていかなければならないものを見失わないようにしていきたいと思います。私達大人は子どもの育ちの中に人間の原点を見ることができます。だからこそ、日々変化する子どもの小さな育ちを見逃さずにしていきたいのです。

 もうすぐ今年も終わりを迎えます。新しい一年をより実り多い年にしていく上でも、しっかりと今年一年を振り返り、これからの活動に活かしていく所存です。

皆様にとって来るべき新しい年が良い年になることをお祈り申し上げます。